離人症障害



(症状と治療法について)

何事も実感が湧かず、自分が傍観者のように感じるというのが、離人症障害の症状になります。

これは離人症と言われることの方が多いのではないかと思います。

離人症障害に悩んでいる時は、毎日の生活を送っていても、何か目に見えない透明なベールを通して世の中を見ているように感じることも多いようです。

このため、人と接していても、心の底から笑ったり、喜んだり、悲しんだりすることが出来なくなっているものなのです。

ですから、自分の親の死に立ち会った時でも、涙一つ出てこないものなのです。

なお、離人症障害の場合も、人格障害などの純粋な病気から来る場合と、不安障害から来る場合の2通りがあると思います。

ですから、この見極めをきちんとしていくことが大切になると思います。

不安障害から来る離人症障害の場合には、非社会的にはなっても、けっして反社会的な行動は取らないものなのです。

つまり、殺人などの犯罪や自殺といった反社会的な行動は取らないものなのです。

しかし、引きこもり状態になったり、人付き合いを避けてしまうという形にはなりやすいものなのです。

また、離人症障害の場合は、他の不安障害の症状も同時に起こっていると思います。

つまり、他の不安障害の症状のために、これに付随して離人症障害の症状が出ていると言えるのです。

ですから、森田療法の学習をしていく中で、他の不安障害の症状改善してくれば、これに伴って離人症障害の症状も改善してくるものなのです。

今は薬物療法が主体の治療法がほとんどになっていますが、これでは根本的な治療にはならないと思います。

つまり、症状の裏にある「とらわれ」の部分を修復していく中で、初めて根本的な治療になるのだと思います。



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